真鍮製マウスシールド
抗菌性と審美性にこだわった国産「真鍮製」マウスシールド
商品開発のきっかけ
営業先からの帰社途中のこと、とあるテレビ番組で特集された会社の近くを通りかかった際に、
件の会社が着目した銅の『抗菌性』という特性が、営業マン小塩氏の脳裏を「ふっ…」とよぎる。
その瞬間、小塩氏は天啓が閃くがごとく、「今、注文を受けているマウスシールドに『銅』を貼り付けてみたらどうか?」と思ったそうだ。
ただし、まだその時点では自ら開発する意思はなく、メーカー様との話題の一つとして語るだけであったが、
件の会社とのコンタクトが可能となる機会に恵まれ、形を持った自分のアイデアを手にした瞬間、
『銅』の特性を活かしたマウスシールドの実現を心に決めたそうだ。
商品開発をはじめて
小塩氏のこだわりは2つ、『重量』と『抗菌』。
試作品1号はプラスチック製のシールド部に薄く伸ばした銅板を貼り付けたものだが、三層構造となるため
どうしても厚みと重みが免れなかった。
その問題は、専用フレームを作成し、シールド部を独立させることで解消、
試作品2号では銅一枚構造のシールドが自立するマウスシールドが完成した。
しかし『銅』には抗菌性と耐食性という特性の他に、変色しやすい性質もあるため、シールドの材質を銅の特性を保持しつつ、
比重が軽く、手入れもしやすい『真鍮』に転換。
同時に、当時開発されたばかりの耐変色・除菌性に優れた銅合金についても模索しつつ、最終的には
”いろいろな方の手に渡って欲しい”との思いで、コストを抑えた『真鍮』製での試作品3号が完成した。
試作品1号 | 試作品2号 | 試作品3号 |
真鍮製マウスシールドの着け心地
小塩氏はプラスチック製のマウスシールドに対して、「あの高さで飛沫を防止できるのか?」「あの角度で意味はあるのか?」と
常々疑問に感じていたようで、自ら開発したマウスシールドには鼻頭が隠れる8センチの高さと、立体マスクのような保護感がありつつも、
息苦しさを感じさせない角度を工夫した。
また、真鍮が持つ落ち着いたゴールド色は肌なじみがよく、透明なマウスシールドとは違い、呼気曇りや飛沫が会話相手に見えないところも
ポイントが高い。
▲折れ曲がるので顔にピタリとフィット! 声のもれた感がなく、スッキリ通る! |
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▲フィット感抜群で街を歩き回りたいと思います。 | ||
▲不織布マスク等と異なり皮膚に密着する面積が少ないので摩擦が大きく軽減され、マスクによる肌荒れやお化粧落ちを気にする必要がない点が特に嬉しい。 | ▲抗菌作用もあり、汚れたら表面を拭くだけでOKですし、見た目もゴールドでインパクトありますね。 |
お手入れ方法
普段のお手入れは、清潔な乾いた柔らかい布で、表面を軽く拭くだけでOK!
酸化による黒ずみやくすみが気になる場合は、お酢に浸すと汚れがきれいに落ち、輝きが戻ります。
ご注意
・本品は医療用ではありません。本品は完全に感染を防ぐものではありません。現在行っている手洗い、消毒等の感染予防対策は必ず遂行してください。
・皮膚に異常がある場合、また本品を使用中にかゆみやかぶれなどが生じた場合は直ちに使用を中止し、医師に相談してください。
・乳幼児の手の届かない場所に保管してください。
・マウスシールドの用途以外では使用しないでください。
・環境や個人差によってメガネが曇ることがありますので、運転などの際には十分に注意してください。